Professor’s column & Student’s column Vol.1

Professor’s column

当研究室は、設立間もないことから、学生がどの様なことを考えているかお互いに理解するために5年生はコラムを書くことに挑戦しています。温かい励ましの意見をいただければ幸いです。

将来の薬剤師の仕事はどうなるのだろう。

調剤の機械化の一層の進展、IT技術による情報共有、そして人工知能(AT)による診察判断の向上等、本当に薬剤師としてすべきは何なのか問われている。

薬剤師は人と人とのつながりが重要でコミュニケーション能力も薬剤師としてのひとつの能力と扱われてきた。

しかしながら、2019年末に発生した新型コロナウイルス禍、日本の、いや世界の人と人との接し方のあり方を変えた。即ち、人とコミュニケーションをとる際には、ソーシャルディスタンスを取ることが2020年6月現在において言われている。これは、薬剤師のコミュニケーション方法も見直さなければならないことを示唆している。

勿論、新型コロナウイルス禍はいずれ収束されると推察されるが、今後の未知なる危険性の発生や過疎化の進む地方ではこれまでとは違う医療現場での新しい薬剤師の取り組みが求められるだろう。

それは何か、残念ながら現在のところ、正しい答えを持ち合わせていない。ただ言えることは、スピード感を持って改革に取り組む必要性があることは間違いないだろう。従って、薬剤師には改革が出来る行動力が求められることは確かなようだ。

(Professor Hiroya Miura)

Student’s column

実務実習に行く前のポリファーマシーの学習について

これまで、4年生において行われる実務実習事前学習では病院、薬局、在宅における服薬指導を大学教員及び学外の現役薬剤師から学び、実際の症例を基にポリファーマシーについての講義も行われました。現在、臨床薬物分析研究室のゼミにおいてポリファーマシーについて症例を基に検討を行っており、それらは実務実習に役立つと思われます。

近年、多数の薬剤が複数の医療機関から処方されることにより「ポリファーマシー」が問題となっており、多剤併用を超えた有害事象の発生を生じてます。実務実習においても「ポリファーマシー」を経験することが考えられ、実習生としてどのように対処すべきかという事をしっかり勉強していきたいと思います。

(contributor for Ko)

事前学習で学んだことと、実際の実習での服薬指導のギャップ

「じゃあ、次の患者さんに服薬指導いってみようか」

内心「え!!!!?」である。一般名処方じゃないし、ピッキングしなくちゃいけないし、薬歴確認もしなくちゃいけない。思い出せるのは「次の方どうぞ〜。実習生の○○です。」の会話テンプレートだけ、、、簡単(事前学習でよくやってた高血圧とか)な患者さんであることを祈るばかり。

でも、実際に投薬台に着いてみると「○○さんっていうのね!よろしくね!」「今日は〜でね、検査結果のここが高くってね、、、」なんて調子で喋りまくってくれたりする。「今お伺いした内容を指導薬剤師に云々、、、」なんて一言も発することもない。「え!!!!?」である。

在宅訪問をする際にも「入ってよろしいでしょうか?」も言うタイミングが全くない。もうこれはおっきな声で挨拶し、ニコニコするしかないな!と打開策を見つけ、とりあえず挨拶!笑顔!最近は、「いい天気が続きますね〜」とか、花が綺麗だったら、家族の方と「お花きれいですね〜!」なんて他愛もない会話から、患者さんの体調や変化を挟んで聞いています。

事前学習で教えてもらった内容が基本中の基本。本当に基礎である。それをベースにして、臨機応変に対応するのが実習だと感じています。そういえば、SOAP入力法の学習時、カレーの作り方を例に教えてくれた先生がいたな。異なる視点で考えるとヒントが得られることも学んだな。その時はそう感じなかったが、今となっては別の切り口が役に立つこともわったきがします。

少しでも「え!!!!?」の回数を減らすため、事前学習での内容をしっかり身につけ(当たり前ですが)、予測不能な実習の中で一期一会の精神を持って、全力で取り組むのが重要だと感じています。

(contributor for Ka)

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